広告配信を活用したイベント別ターゲット設定検証
ご相談内容
駅立地の商業施設において、年末年始に実施するイベント告知を実施したいとご相談いただきました。
これまで他社の位置情報広告を実施されていましたが、位置情報を使って配信できる条件が「居住地ベースの商圏範囲のみ」であったため、細かいセグメント設定を行って告知をすることが出来ていなかったとのことです。
そこで、居住地ベースの商圏範囲に加え来館有無や勤務地ベースの商圏範囲といった細かいセグメントを指定して配信を行い、 各セグメントの比較を行うことで、より具体的なターゲット設定を行うための検証を実施しました。
<効果検証方法>
商圏に対して細かくセグメントをして広告配信を行い、来店率に違いがあるか検証します。
実施施策
ミセシルADで、3つの企画を各ターゲットに配信します。
配信結果
1.クリスマスイルミネーション告知
「40km圏内居住者×自店来館者」の来館率が最も高い。
「20km圏内居住者×競合来館者」の来館率は「5km圏内勤務者×自店来館者」
「5km圏内勤務者×競合来館者」と比べて高い。
自店来館有無に関わらず、40km圏内居住者の来館に貢献することができました。
2.店舗商品告知
「5km圏内勤務者×自店来館者」の来館率が最も高く、
「20km圏内居住者×自店来館者」が次に続く。
居住者・勤務者問わず自店来館者の来館率に貢献することができました。
3.初売り告知
「5km圏内勤務者×自店来館者」の来館率が最も高く、
「5km圏内勤務者×競合来館者」が次に続く。
来館履歴問わず、5km圏内勤務者の来館率に貢献することができました。
今後の方針
販促施策ごとにターゲットを変えて告知する意思決定をしました。
今後はターゲットに応じた企画立案と販促活動を実施していきます。
商品訴求:自店来館者
初売り:近隣勤務者