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【注目トピック】マイナビ、電通リテールマーケティング、ZOOOGの3社がオンオフ両方のデータに基づく記事作成等を提供

マーケティング 2019/08/08

 

今回からこのブログで、小売業界に精通するipocaが
業界の注目情報をピックアップしてご紹介していきたいと思います。

トピックを一覧でご紹介したあと、その中で特に気になったものを深掘っていきます!

それでは、今回の気になるトピック
①マイナビ、電通リテールマーケティング、ZOOOGの3社がオンオフ両方のデータに基づく記事作成等を提供:MarkeZine(マーケジン)
https://markezine.jp/article/detail/31683

②LINEリサーチ、多様化する生活者行動を可視化する「行動ログ調査」を提供リアルな生活実態や購買行動を把握し、顧客ロイヤリティの向上を支援:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001739.000001594.html

③「売らない」店舗続々 実物確認、ネット通販に誘導:日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO47885290X20C19A7EA5000?n_cid=DSPRM1489&s=3

その中でも深ぼるトピックはこちら!

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■マイナビ、電通リテールマーケティング、ZOOOGの3社がオンオフ両方のデータに基づく記事作成等を提供

マイナビ、電通リテールマーケティング、ZOOOGの3社がオンライン/オフライン両方のデータに基づいた記事コンテンツの制作とコンテンツを活用した広告配信を行うアライアンスパッケージの提供を開始した。

同パッケージでは、電通リテールマーケティングが保有する2,000万人規模のID-POSを活用。購買者の年齢層や性別などの属性データおよび併売データを用いることで、実際の顧客購買行動に基づいたターゲティング設計が可能になる。

またZOOOGとマイナビが、SNSでのVOC(voice of customer)収集・分析を通じて消費者のニーズを割り出し、オンライン/オフライン両方のデータを基に、ターゲティングに基づいたメディア選定と記事コンテンツ制作、広告配信を行う。

3社は同パッケージを通して顧客ニーズの明確化を図り、広告主のマーケティング課題解決に貢献していく。

引用元:MarkeZine(マーケジン)
https://markezine.jp/article/detail/31683
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ついにマイナビ、電通リテールマーケティング、ZOOOGが合同で広告配信パッケージの提供を開始しました。ただの広告配信ではなく、オフラインのリアル店舗購買データとオンラインのSNS発言を混ぜ合わせたターゲティングを行い、さらにはコンテンツ自体の製作も手がけるというサービスです。

やはり最近の流行りはオフラインとオンラインの垣根を無くし、オンライン上/オフライン上どちらのデータも相互的に活用していくことがあげられます。考え方としてはO2O(online to offline)ではなくOMO(オンラインとオフラインの融合)に近いのかもしれません。

今まで、顧客にどのような商品を購入しているか、どのような商品に興味を持っているのかという分析はオンライン(ECサイト)とオフライン(実店舗)を分けて考えがちでした。

しかし「店舗で実物を見て、ECサイトで買う」というような行動が当たり前に行われる昨今では、顧客がECサイトと実店舗を流動的に利用するようになっているため、それぞれを別々に分析することにあまり意味を見出せなくなっています。

O2Oのようにオンラインのお客様をオフラインに送客するのではなく、お客様に関する行動データはオンライン/オフライン関係なく全て蓄積し、モノやサービスに触れて得られる体験や経験を主軸に考えることが重要になってきていて、今回の協業からもそれが見て取れます。

 

また、広告配信までに必要な戦略やコンテンツ全てを一挙に担ってくれるような一気通貫型のサービスが多くなっています。

人材不足の中、専門的な業務(今回で言うと広告配信)のようなものは外部委託が進み、外部委託先の企業は他者との差別化を測るためにさらに付加価値的な業務も請け負うようになっています。

専門性を高めながらも競合に勝つためには総合的な業務を請け負わないといけなくなってきているというジレンマが、サービスや企業にどう影響を与えていくのかを考えなくてはならなくなってきています。

ipoca
マーケティングアナリスト 宍戸