【社長ブログ2回目】自分に誠実でいることの大切さ

社長ブログ 2020/05/12
社長ブログ、二回目となりました。 今週もipocaの朝礼で話したことを紹介したいと思います。

リモートワークの毎日を送るようになって 自分をコントロールすることの大切さを改めて感じています。

私は、外出が減りスポーツジムも休館しており運動不足になってしまいますので、 例えば毎朝5キロ走り、ホームワークアウト(筋トレ)は2日に1回必ず実施しています。

それから平日は酒を飲むことを止めました。
コロナ前まではほとんど毎日のように会食がありお酒も飲んでいましたが、
会食が無ければお付き合いの必要も無いので家では飲まないようにしたわけです。 お酒が大好きで、年間の休肝日は数えるほどであったことを考えると大きな変化だと思います。

このようなことを話すと、まるでコントロールとは自分に「厳しくすること」が求められるように聞こえるかもしれませんが
重要なのは「厳しさ」ではなくて、自分自身に「誠実であるか」どうかだと感じています。 それは自分に対して「真面目に向き合っているのか」と言い換えることができるかもしれません。

  • ・自分を甘やかし適当な毎日になっていないか
  • ・自分のための決め事を設定しているか
  • ・その目標を達成するための努力を怠っていないか

、などなど
これらはすべて他の人のためではなく、自分のための行動についての問いです。 自分のために「自分に誠実であるか」どうか。
厳しさは結果であって、大事なのは、自分に対する姿勢そのものとも言えるのかもしれません。

自分に誠実でなかったら成長するための努力はしないと思うし
見てないところでごまかすことも、仕事中に昼寝しててもわかんねーし。ってズルすることもできる。笑
でも自分のためにもそんなふうな生き方でいいのか、ということです。

たとえば私は南の島で開催されるマラソンレースに毎年参加していますが、
毎回2位か3位で、なかなか1位にはなれません(注:年代別男子5キロの部での成績です笑) 1位になりたくてもなかなか入賞できずに悔しい。そこでインチキしてチャリンコ使えばきっと1位になれます。
でも、そんなことはしません。(まあ当たり前でしょうが笑)
自分に真面目に生きたいから。だって、そもそも自分のために走っているから。来年のためにもっと努力することが大切だから。

大事なのは、まずは自分に対して誠実であるか、なんだと思います。
そしてきっと自分に誠実な人は、周りの人に対しても当然のように誠実であるのではないでしょうか。 世界で最も大切なはずの自分に対して誠実ではなくて、他の人に誠実でいられるはずがないですよね。

ここにいるみんなはとても誠実な人ばかりだと思います。
でも、自分もそうだけど楽な環境にいると、自分に甘く、騙し騙しの毎日になってしまいがちです。 そんなときは、誰でも自分にいちばん誠実であったときってありますよね。そのときの気持ちを思い出すといいと思います。

自分がいちばん誠実だったときはいつだろうとって考えると16歳くらいのときです。たぶん。
とにかくまっすぐで、今もまっすぐなほうだと思いますが、そのころはもう直角しか曲がれないくらいいろんな意味で常にまっすぐだった。

最近、そのときの自分のことをいろいろと思い出そうとしています。
身体は26歳のコンディションを目標にトレーニングしてきて、実際に当時の筋肉量と体脂肪をキープできるようになりましたが
心の基準は16歳のまっすぐで自分にもっとも誠実であったときを目指そうというわけです。(精神年齢っていう意味ではありません。)

東京は緊急事態宣言がもうしばらく続きます。
どこにも出掛けられないため、そのぶん時間はたっぷりあります。
この機会にさらに自分自身と向き合い、自分に誠実であるかを問いて、自分の原点に戻る時間を送ってみようと考えています。

自分を騙して甘やかして過ごすのではなくて、自分と向き合い、
自分に誠実な生き方を送ることができたら、
きっと人生はより豊かで恵まれたものになるのじゃないかなと、私は思っています。

一之瀬卓(いちのせたく) 株式会社ipoca 代表取締役社長、税理士、横浜国立大学非常勤講師 家族と仲間と猫と南の島が大好き 好きな言葉は「人々のために世の中に無い新しい価値を皆で創る」 座右の銘は「有言実行」