【注目トピック】レシートを活用した顧客購買分析

アーカイブ 2019/10/30
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■レシートを活用した顧客購買分析 レシートは情報の宝庫である。レシートには購入商品の明細や、日時や店舗の情報が記載されており、顧客の購買行動を知ることができる。 企業はこの「宝の山」であるレシート情報を集めるために、レシートを使ったキャンペーンを実施した。対象商品の購入レシートをスマホで撮影し、専用サイトで応募すると抽選でプレゼントが当たる仕組みだ。このようなキャンペーンは伊藤園やアサヒビール、森永製菓など多くのメーカー企業が実施している。 メーカー企業はレシートを分析することで、顧客がいつ、何と一緒に自社製品を購入しているかを知ることができる。その情報を小売店の棚のレイアウト提案に用いて「ついで買い」を促すなど、メーカー企業のマーケティングに一役買っている。 参照元: YAHOO!JAPANニュース あなたのレシートは「宝の山」!?ビッグデータ集めに企業がしれつな争奪戦 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00010002-asahibc-bus_all
  レシートは、消費者がいつ、どこで、何を、何と組み合わせて買ったかなど、多くの情報を知ることができるメーカー企業にとって「宝の山」といえます。 AIを用いたビッグデータの分析が進む中で、画像認識の精度が高まり、印字情報をデジタル化し分析する手法が多く用いられるようになりました。レシート情報の分析もその一つです。 メーカー側は、自社の商品の売れ行きだけでなく、自社の商品が何と一緒に買われているかを知ることで、「ついで買い」を促すマーケテイングなど、様々な打ち手を取ることができるようになります。今までの「勘」と「経験」だけでは補いきれない部分を、消費者から直接入手できる「データ」で補完することができるのです。  
■店舗でのPOSデータ活用術とは? POSデータとは、店舗のレジで商品が売れたときに蓄積されるデータで、何がいつどこでどのくらい売れたか、などの情報を得ることができます。 このPOSデータを活用することで、商品の売れ筋や商品の購入組み合わせなど、店舗での販売に役立つ情報を手に入れることができます。 上記のニュースでは、メーカー側が棚割りなどのマーケティング提案に活用できることにフォーカスされていましたが、POSデータは小売店舗にとっても「宝の山」なのです。 店舗の売上UPのためには、店舗特有のお客様層をあぶり出し、機械ロスを減らすことで買い上げ点数を増やすことが必要です。 レシートデータから、店舗のお客様層に固有の潜在的な特徴を明らかにすることで、それぞれの店舗にマッチした販売戦略やキャンペーンなどを効果的に行うことができます。
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