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【セミナーレポート】位置情報を用いた商圏分析とその活用法とは

セミナー 2019/09/27
こんにちは! 株式会社ipocaは、2019年9月12日(木)に「位置情報を用いた商圏分析とその活用法」をテーマにセミナーを行いました。
まずは、お忙しい中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 1時間半があっという間に感じるほど密度の濃い時間になったのではないかと思います。
営業部長でありシニア・エヴァンジェリストの神本が登壇し、お話をさせていただきました。 今回は、その内容を一部抜粋し、レポート形式でご紹介いたします。

【目次】 位置情報データとは リアルな小売業界では何が起きているか

◎位置情報データとは

位置情報データは、主に4種類あります。その中でも、GPSとはスマートフォンユーザーの緯度・経度を衛星活用して測定するデータのことです。 位置情報で取得できるデータの中でも重要なのが、広告IDです。広告IDとは、匿名の広告配信識別用IDのことで、個人情報には当たりませんが、どの時間帯にどの端末がどこにいるのかなどを識別することができます。 データの取得は約5~15分間隔で行われており、その動きを見ることで、どのように移動しているかを把握することができます。また、移動速度によって、どのような移動手段をとっているか特定することも可能です。
GPSデータのメリットは ・定常的に取得できる ・データ量が多い ・店舗内に機器を設置しなくてもよい の3つが挙げられます。 定常的に取得しているため、その端末がある行動の前後でどのように移動しているのかを知ることができますし、経年の変化を確認することもできます。 また、携帯電話のキャリアにかかわらず取得されているため、データ量が多いことも大きなメリットであると言えます。 さらに、衛星活用して測定されているデータなので、店舗内に新たに危機を設置することもなく、ハード面での負担もほとんどありません。

◎リアルな小売業界

いろいろな企業様とお話しさせていただいておりますが、その中でよく聞くお話があります。 まず、勘と経験だけではお客様の動向などを把握することが難しくなってきていること。時代の変化に合わせてお客様の動きも多様化しています。その中で、長年の勘や経験に基づく施策の実施が難しくなってきているのが現状です。 2つ目が、業界の境界線がなくなってきており、商圏内の競争が激化していること。業界の異なる店舗であっても商品ラインナップなどが広がりを見せる中で、何を買うためにどこへ行くのかなどお客様の行動も多様化していきます。 一方で、人でも不足しています。効率的に効果を出すためには、今までのアナログなやり方を継続することが難しくなってきています。
では、何をするべきなのか。 まず一つは、データに基づいて正しくお客様を把握すること。店内でお客様がどのような動きをされていて、何を買われているかのデータなどはもちろんお持ちだと思いますし、分析されて施策などに活用されていると思います。 一方で、新規顧客の獲得のためには、今来ている以外のお客様もうまく把握していかなくてはなりません。また、競合も含めた商圏内でお客様がどのように移動しているのかを把握していく必要があります。 商圏内での競争が激化する中で、お客様に選んでもらうための施策を効率的に打つためにも、データを把握し活用していくことが大切です。

◎ipocaとしての今後の展開

また今後はGPSを活用した館外の分析だけでなく、 Wi-Fiなどによる館内やフロア内の行動解析も可能にしていきたいと思います。 館外と館内の動きを可視化することで今まで見えていなかった顧客の行動を明らかにしていきます。

いかがでしたか? 今回は、セミナーの内容を一部抜粋してご紹介しました。セミナー内では、これに加えて、位置情報データを活用した効率的で効果的な打ち手や「RYUDOU outside(流動アウトサイド)の具体的な活用事例についてお話させていただきました。 参加者の方にも、位置情報データをリアル店舗の運営にどのように生かすべきかよく理解できた、など嬉しいお声をいただきました。
弊社はこれからも、リアル店舗の皆様とともに、店舗やまちの魅力をより多くの人に伝えていくため邁進していきます!
セミナーにご参加いただけなかった方にも、セミナーに関する資料提供を行っています。 ご興味のある方は、 su@52.197.34.149 にご連絡いただきますようお願い申し上げます。