
多店舗展開スーパーマーケットで、競合店より改装が遅れてしまい「離反した客層の呼びもどしに成功した施策」の導き出し方とは?
[caption id="attachment_1338" align="alignnone" width="900"] 近隣の競合店が複数改装をしたことで、商圏内で改装後から最も時間が経過した店舗となりお客様の離反が発生し、売上も下がってしまいました。 そこから一転。改装以外の方法で、売上をアップさせることができたスーパーマーケット様の成功事例を伺うことができました。 目次 事例店舗(中部50~100店舗のスーパーマーケット)の現状・要望 ミセシルで店舗周辺情報を分析・調査した結果 仮説から具体的な施策へ 施策実行の結果 事例店舗(中部50~100店舗のスーパーマーケット)の現状・要望 店舗特徴 業種 スーパーマーケット ドラッグストア ディスカウントストア ホームセンター 地域 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州 規模 50店舗未満 50〜100店舗 100〜150店舗 150店舗以上 要望と課題 競合の状況を把握し、注力するべき時間帯や曜日を判断する必要がある。 朝、昼、夕方の客層を把握し、合わせた施策を提案することで、集客の効果を上げることができる。 POSデータから自店売上推移はわかるが要因については分析できていない。 要望 ミセシルの併用分析、来店曜日・時間帯分析などから 競合店と自店舗の違いを探り、注力する客層や曜日・時間帯を定め、新しい施策について実行したい。 ミセシルで店舗周辺情報を分析・調査した結果 ミセシルデータ項目 来店時間 来店推移 居住地/勤務地 属性比較 興味関心 併用 商圏 購買 着眼点と新たな気づき① 来店時間の分析 自店と競合店の利用者がどの時間帯に来店するのか調査したところ、自店の来店者は競合店に比べて午前中が弱いということがわかった。 着眼点と新たな気づき② 来店者推移の分析 自店と競合店で、曜日別の利用状況について分析を行ったところ、木曜日の客層が大きくとられていることがわかった。 着眼点と新たな気づき③ 併用者の分析 来店者の中で自店舗と競合店を利用している方を調査したところ、併用率の観点から分析すると、もともと考えていた競合が想定と異なっていた。 併用率から見ると、別の店舗が競合だということがわかった。 仮説から具体的な施策へ ミセシルの「各店舗の来店時間推移」・「各店舗の来店回数推移」・「各店舗の併用者割合」で確認したところ、木曜日が最もお客様の離反がおおきいということが判明したため、①木曜日の客層をターゲットに、競合に流れている顧客を奪うことができるのではないか?という仮説を立て、木曜日に新たな販促「来店者に+10ポイント付与」を実施。 そのほか、競合店に比べて午前中の来店数が少ないということが分かったため、②午前中の品揃えが悪いことが原因で顧客が競合に流れているのではないか?という仮説を立て、開店時の品出しのオペレーションを変更し午前中の売場完成度を高める施策を実行した。 施策実行の結果 店舗売上が前年比105%と増加! 競合店との比較、店内施策を工夫することで、結果につなげることができました。 さいごに ミセシル導入いただく際には、ハンズオンで参加するワークショップを開催しております。 推進者様からは、ミセシルを利用することで、店長様が自然と3C分析をできるようになったとご評価いただいており、 店長様からはメンバーと一緒にデータをみながら進めることで結果を共有でき、モチベーションにつながると好評です。 また、ご利用いただいているお客様のご意見を元に、必要な分析ができるようなアップデートを毎月行っています。 使えば使うほど効果を出しやすくなるミセシルに興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご相談ください。 ご相談・お問い合わせ