IPOCA Blog

【社長ブログ3回目】自責と他責の違いについて

社長ブログ 2020/05/15

今週のブログも朝礼で話したことをお伝えします。
今回は社員のひとりが私の話したことを文字起こしをしてくれていたので、
せっかくなのでそれをほぼそのまま載せてみました。ちょっと臨場感ありますかね。
というか、こんなふうな口調で話しているんですね笑

いまコロナで世の中、本当に大変ですよね。
この状況で大きく差がでるのは、「他責」にするか「自責」にするか、の思考の違いだと考えています。
「他責」とは、自分の行動の結果を他人に責任があると考える思考法ですね。
何かがうまく行かなかったときに自分以外の理由だ、と人のせいにすること。
「自責」とは、自分の行動の結果を自分に責任があると考える思考法。
たとえばコロナが原因でうまく行かなかった、と思えば気が楽になる。
でも実はみんな同じ状況。日本だけでなく世界も。
コロナの影響によって飲食店は全て潰れるかというと、そういうわけじゃないと思います。
もちろん、コロナが原因で大変な状況は間違いないんだけどコロナのせいにするんじゃなくて
自分たちが進化するためにはどうすればいいか考えることが大事かなと。
「他責」の一番良くないことって、これは自分もよく考えることなんだけど、なにか、
誰かのせいにすれば気は楽だけど、その瞬間その人の成長を止めてしまうと。自分自身の成長を止めてしまうと。
実にもったいない。
だから、ひとは自己正当化することで楽になるけど、結果自分を守ることを必死になって
素直に自分と向き合うことができなくなって、自己成長を止めちゃうと。

採用の際の社長面接でいつも必ず聞くんですけど、みんなも聞かれた人いると思うんだけど、
自分に点数をつけてもらってます。

あなたは前の会社での直近一年間で自分に何点つけますか?と。

そうすると、その時に例えば、80点とか、40点とか 言う人もいるし。でも点数はどうでもいいんですよ。実は。
この100点に足りなかった20点とか、60点とか、その理由はなんでですか?って必ず聞くんです。それが大事で。
そのときに、その原因をどう答えるかで、その人が「他責」思考する方か、
「自責」思考する方か?がよく分かるんですよね。

それが他責にする人だと、会社のせいだと。あるいは、上司のせいだと、あるいは不況のせいだと。
みんなの周りにもそういう人いると思うんですけども、
その自分が100点に至らなかった理由を環境のせいにする。
周りのせいにする。
でも、そうじゃない人も必ずいて、なんで足りなかったんですか?というと、
自分の勉強がまだまだ足りてなかったからですとか、あるいは経験値が不足していたからとか、
自分の中に責任を求める人。つまり、課題認識力が非常にある人。

今、この状況は状況だけれども、それをこう、クリアできなかったところの原因を
自分の中に求められる人っていうのは、そういう回答をすると思います。

さらに追加の質問があって、その足りなかった20点を今だったらどういう風に上げますか?と聞くと
自責の人は必ず努力について語るんですよね。

もっと勉強します。今だったら、、とか。そのときには上手く行かなかった原因を解決するとか。

そこで課題認識力から課題解決力が見えてくると。
だから、もう、そこで他責にするか自責にするかの思考パターンで、生き方が全く違う。
今の状況をより良くするために何をすべきかってことを自分の中に求められる人は、必ず成長していく。

そういう仲間がほしいから、そういう人だけを採用しているんですけれども。
これって、本当に考え方で生き方が変わっていくと思うんですよね。

例えば、毎年、横浜国大で講義をしてますけども、その講義の最後に
今の日本には明るい未来がないと思いますか?と聞くんです。
で、手をあげてもらうんです。

年によってちょっと違うんだけど、また、今だったらもっと未来が見えないって
手をあげる人が増えるかもしれないけど、多いときは8割方、手をあげるわけですね。

でも、その講義で必ず言うんですけども、実は日本ってめちゃめちゃチャンスあるよ!と。
いい国だよと。そりゃ、世界をみればもっと色々いい国があるかもしれないけど。

よく、その講義で100人の村の話をするんですけど、世界では毎日の食事に困っている人が50人いて、
70人は文字を書けないと。大学に行けるのは、100人に1人なわけですよね。
世界を100人に例えたら、、73億人を100人にした場合ですね。
大学生って100人に1人なわけですけど、目の前にいるのは全員大学生なわけです。

それで自分がバックパッカーをやっていたときにベトナム行った時の話とかするんですけど
社会主義ですけどドイモイ政策がだいぶ進んで、今は職業選択の自由になっているみたいですが、
当時アジアを周っていたとき、
むこうで仲良くなった同じ歳くらいの学生とかに「将来何になりたいの?」って聞くと
「労働者になりたい」って。
職業分配制度といって職業が選べないから、労働者になる、と。
すげーなと。自分のやりたいことも語れない国に生まれた瞬間そうなる。
でも、みんな国が悪いとかなにも言わないで、生き生きとしているんだけども。
じゃあ日本ってどうかといったら、どんな仕事だって選べるし、インフラめちゃめちゃ整ってるし、
たとえば、自分は税理士になって起業家になったんだけど、税理士って平均年収3000万とかなんですよ。
ま、そのお金をipocaに突っ込むために税理士になったんですけど。
で、その税理士って中卒でもなれるんですよ。簿記1級受かれば。

ってことは、日本って国のお金で学校に行けて、基礎的な勉強が義務教育で受けられて、
誰もが受けられる簿記受けて、誰でも受けられる税理士になって。
つまり、国の制度がしっかりしてるから、誰でもなろうと思えば平均年収3000万の税理士になれるという。

こんな国って他になかなか無いよね。
今回のコロナにおいても、手厚い保障がこんだけある国っていうのはほんと限られた先進国のみだと思いますけど。

だから、日本に未来がないというのか、それとも国のせいじゃないと。
色んな制度もあるし、実は恵まれていて、自分が努力すれば変わるんだと思うかどうかで、
その手をあげた学生とあげなかった学生の未来ってどういう風に変わっていくか安易に想像できるというか。

いまコロナの中で先が見えないかも知れないですけど、我々も、自責になるか他責になるかで、
その未来は変わってくると思うんですね。

行動の結果というのは自分の責任であると自覚しつつ、その状況をより良くするために、
他人の意見に耳を傾け、自分に素直に相対して努力する。
そんな健康的な自責思考を持った人というのが必ず成長して大きくなると思います。

学生向けの講義のときも最後に「みんなの前には可能性しかない!」と必ず言うのですが、
それはこういう話をして、国のせいとか環境のせいとかにしないで、自分にちゃんと向き合って
自分の中に原因を求めれば成長するし、どんな状況も打破できると思うし、
周りにもどんどんいい人が集まってくると思うし、きっと笑顔でいられる未来が待ってると自分は真剣に思うからなんです。

うちの会社では、いつもみんなが、前向きなことを話せていて、素晴らしい仲間たちが集まっていると思っています。
コロナの状況でどうしても周りが「コロナだから〜」となってしまいがちなところではありますけども
ぜひ、環境だけじゃなくて、自分たちの中で何をできるかっていうのを考えて、しっかり前を向いて行きたいなと。

自分も、周りのせいだと思ってしまうこともあるけれど、そういうときに、
自分の意思をしっかり見つめ直して、それじゃいかんと。周りのせいのせいにせず、
しっかり向き合っていこうと考えるようにしています。

5月15日、5月も残り2週間となりましたがもうすぐ直接会えるときが来ると思って楽しみにしてますので、みんなで頑張っていきましょう!

今日もがんばりましょう!

一之瀬卓(いちのせたく)
株式会社ipoca 代表取締役社長、税理士、横浜国立大学非常勤講師
家族と仲間と猫と南の島が大好き
好きな言葉は「人々のために世の中に無い新しい価値を皆で創る」
座右の銘は「有言実行」