ご相談内容 郊外のとある施設では、ファミリー層をターゲットとしているものの直近においてファミリー層が減少しているということが課題となっていました。 しかし、この仮説についてはあくまでも施設担当者の肌感覚で合ったため、本当にファミリー層が減少しているかどうかが不透明な状態でした。 そこで流動outsideにて2019年と2020年の来館者をライフスタイル別で比較し、ファミリー層が減少しているかどうかの実態を検証しました。 調査の内容 ・半径20km以内居住者のライフスタイル構成比を把握 ・2019年12月来館者と2020年12月来館者のライフスタイル構成比を比較し、変化率を把握 まず、ファミリー層地区の中でも半径20km圏内居住者の構成割合が多い「富裕層ファミリー地区」「サラリーマンファミリー地区」に注目したところ、2019年12月から2020年12月の変化率がマイナスになっていることがわかりました。 一方で「高齢化地区」の来館者が2019年12月の時点ですでに20km以内居住者の構成割合を上回っており、2020年12月には更に構成比率が増加していることがわかりました。 以上の調査によって、元々来館ボリュームの多かったライフスタイル居住者の来館が減少し、高齢者の来館が増加しているという実態が明らかになりました。 今後の方針 今後はファミリー層の中でも特に変化率の大きかった「富裕層ファミリー」「サラリーマンファミリー」をターゲットとしたイベントを企画し、さらに広告配信を実施してファミリー層の取り戻しを行う予定です。 さいごに このケースのように、ipocaでは、課題ごとに必要な調査(データ)を選定し、 アクションプラン設計、実施、分析までお客様に寄り添った 最適な課題解決のサポートをさせていただいております。 課題解決のご相談は、お気軽にこちらからお問い合わせください。 ご相談・お問い合わせ
ご相談内容 新型コロナウイルスの影響により、多くの商業施設では甚大な被害を受けています。 福岡のとある商業施設においても例外ではなく、コロナの影響によって来館客数や売上の減少が発生しています。 従来は売上データや客数データから来館状況を把握していましたが、消費者意識が変化している中で、来館者の行動データから状況を正しく理解し、新たなターゲット設定や施策立案を行うことが求められているそうです。 そこで、流動outsideを活用いただき、取得した位置情報データを元に商圏変化や周辺施設との併用を毎月調査し、来館者状況の把握を行っています。 また、施設テナントからも来館状況に関する情報共有を求める声が上がっていることから、作成したレポートについては月に1度実施している店長会での報告資料としても活用されています。 調査項目 ■自店来館者 前月比較 ■自店来館者 前年同月比較 ■自店来館者 競合併用状況分析 自店来館者 前月比較(2020年11月・2020年12月) ①全体では、UU※変化率が前月より約減少。 ②足元4区(中央、早良、城南、西)の減少幅は比較的小さく来館頻度は軒並みアップした。 ※ユニークユーザー(来店人数) 自店来館者 前年同月比較(2019年12月・2020年12月) ①UU変化率は全エリアで前年割れしている。 ②広域居住者の来館頻度が増加している。 自店来館者 競合併用状況分析 ①12月は競合2(イベント会場)でのイベントが例年より少なかったため、併用率が大幅に減少している。 ②競合2(イベント会場)との併用率が前年より7割落ち込んだ。 これまで実施した調査で、以下のような実態が明らかとなっています。 ・来店人数は減少しているものの、エリアによっては来店頻度が上昇傾向にある。 ・イベントの減少により、遠方からの来店が減少し、狭商圏化している。 ・ほとんどの施設との併用率が減少している一方で、反対に併用率が上昇している施設がある。 今後の方針 今後は現状を踏まえて、ターゲットを従来の主なターゲット層である「イベント参加者」から「近隣居住者」にターゲットを変更して販促活動を行っていく予定です。 また、将来的には来館者の具体的なニーズを探るべく 来館履歴を活用した定性調査の実施も検討しています。 これらの施策を実施した上で再び分析を行い効果測定・次回アクションの立案につなげることで、 『仮説→分析→実行→評価』 のサイクルの活性化につなげていきます。 さいごに このケースのように、ipocaでは、課題ごとに必要な調査(データ)を選定し、 アクションプラン設計、実施、分析までお客様に寄り添った 最適な課題解決のサポートをさせていただいております。 課題解決のご相談は、お気軽にこちらからお問い合わせください。 ご相談・お問い合わせ
ご相談内容 首都圏近郊にある大型店舗様。 コロナ禍の影響によって集客が減少していたものの、2020年10月には昨年比でほぼ100%に戻ってきたのだそうです。 肌感として来観客の動きに変化があったようにも思うが、実際はどうなのか、コロナ前と比較して変化があったのかなど知りたい、とご相談いただきました。 調査の内容 早速、流動outsideで2020年10月の時間帯別来店者推移を確認すると、 前年度と比較して午前と午後に来店数が増え、18時以降に下がっていることが分かりました。 差分の箇所特定のために、平日と休日で分解して確認をしてみたところ、休日に大きな変化が見られました。 平日は、日中に来店客が増え、夜間に減る傾向。 休日は、開店直後からお昼までと、お昼過ぎから夕方の間に来店客が増えていることが分かりました。 さらに休日にはどんな傾向があるのか調べていくと、以下のような傾向があることが分かりました。 ◯ 休日 10時〜11時、14時に増えた属性 ・男性:40代(未婚) ・女性:30代(既婚) ◯ 休日 12時〜14時に減った属性 ・男性:20代(未婚) ・女性:20代〜30代(既婚) また、来館者の属性を調べると、年収セグメントでは、男性800万円以上、女性600万円以上の来館者の増加が大きく、職業別では、女性の会社員の増加が大きいことが判明。 今後の方針 分析結果から、会社員・女性向けの施策を全面に出すことなどが前向きに検討されることになりました。 さいごに このケースのように、ipocaでは、課題ごとに必要な調査(データ)を選定し、アクションプラン設計、実施、分析までお客様に寄り添った最適な課題解決のサポートをさせていただいております。 課題解決のご相談は、お気軽にこちらからお問い合わせください。 ご相談・お問い合わせ
ご相談内容 狭い商圏内に同じ規模のSCがあるという立地の店舗様。 コロナ禍で物販系のテナントは、ほとんど芳しくない状況に。 緊急事態宣言解除後になったにも関わらず集客がもどらず、 キーテナントのスーパーの売上が落ちていることから、競合店に取られているのでは?と、思うものの 実際のところが分からず、打ち手に悩んでいるとご相談をいただきました。 調査の内容 早速、流動outsideで、自店来店と併用分析を行いました。 もともと競合対策で曜日対抗施策をされておりましたが、効果がわからないとのことでしたが 曜日対抗は成功していたこと、日曜日の午前中が弱いということが発覚したことで 日曜朝市を開催することに決まりました。 いままでデジタル広告は配信していたけれども、来店獲得単価を把握できていなかったため 競合店からお客様を取るためには、予算がかかるのではと心配されておりました。 流動outsideAD(※)では、何人に配信し何人が来館したかが分かるため来店獲得単価を把握することができます。 ※流動outsideADとは、流動outsideで取得したデータに対して広告配信できるメニュー 過去の広告配信費と来店数から、来店獲得単価が一般的なものより少ないということも判明しました。 来店単価が安かったということは、よい広告であったか、ターゲットが正しかったかということが考えられます。 この度の配信では、お客様を3つの属性に分けて結果を分析。 ①自店のみ来館しているかた ②自店・競合に来館しているかた ③競合店のみに来館しているかた 今後の方針 今まで自店に来店していなかったお客様が併用者とほぼ同じ来店獲得単価とわかりました。 今度は飲食の内容を配信して集客につなげていこうという方針も決まりました。 さいごに このケースのように、ipocaでは、課題ごとに必要な調査(データ)を選定し、アクションプラン設計、実施、分析までお客様に寄り添った最適な課題解決のサポートをさせていただいております。 課題解決のご相談は、お気軽にこちらからお問い合わせください。 ご相談・お問い合わせ
ご相談内容 自店のスーパーマーケットに来店されるお客様が、どんなお店と併用しているのか知りたい。また利用実態を知ることで、その結果を元に施策を決めていきたいと、ご相談いただきました。 調査の内容 早速、流動outsideを活用して、競合店併用分析・併用者利用特徴、趣味嗜好分析を実施しました。 結果を見た担当者・店長様からは以下のような反応をいただきました。 ○ そんな気がしていたけど、やっぱりそうなんだ!! ○ わ!!意外!!こんなお客様が多く来られていたんだ ○ それなら、こんな品揃えにしたらどうかしら? ○ あのスーパーと併用して使っているらしい ○ どうやら、火曜日の夕方にライバル店に集中している ○ 火曜日の夕方にこんな企画をやってみよう 感覚的に把握していた競合店への動きが、可視化できる点を評価いただきました。 さいごに このケースのように、ipocaでは、課題ごとに必要な調査(データ)を選定し、アクションプラン設計、実施、分析までお客様に寄り添った最適な課題解決のサポートをさせていただいております。 課題解決のご相談は、お気軽にこちらからお問い合わせください。 ご相談・お問い合わせ
ご相談内容 近隣の富裕層地区がメインターゲットとなっている店舗様。 頻度の高い利用者は、カード会員の情報によって把握済みでしたが、それ以外のお客様がどこから来られているのか把握できていない、とのご相談をいただきました。 調査の内容 早速、流動outsideで、自店利用者の分析と趣味嗜好分析を実施し、来店者とカード会員情報との比較をいたしました。 来店者の居住地エリアランキングを作成したところ、都心富裕層エリアの若い世代もランクインしていることがわかりました。 位置情報広告を活用したことで来店促進に成功したと、嬉しい結果のご連絡をいただきました。 さいごに このケースのように、ipocaでは、課題ごとに必要な調査(データ)を選定し、アクションプラン設計、実施、分析までお客様に寄り添った最適な課題解決のサポートをさせていただいております。 課題解決のご相談は、お気軽にこちらからお問い合わせください。 ご相談・お問い合わせ
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