【社長ブログ5回目】人生を懸けて叶えたいこと

社長ブログ 2020/05/29
5月最終日ということで、週が明けると14期がスタートしますので 心新たにがんばっていきましょう!
先日、横浜国大で講義をしました。 起業家志望の学部生向け講義などでもう9年くらいやってるんですけど、今年はコロナということで初めてzoomで講義しました。
そこで色んな話をしたんですが、いつも必ず自分の心の中のことを伝えているんですけど、 人生には軸があるとすごく生きやすくなりますよ、みたいな話をしているので、 今日は、その辺りの話を朝礼でしてみようかなと思ってます。
その講義では、税理士になって起業家になった話とか、 もっと前、そもそも自分が学生の時に誰もやったことないようなイベントを開催していたってのが原点にあって、そのあたりから学生に伝えています。 会社のみんなは何度か聞いたことあるかもしれません。
1500人の合コンとかスノボのビッグエアー&ファッションイベントとか、、 で、大手代理店の人に会社設立を誘われたりとかするんですけど、 世の中にない新しい価値を仲間と創るっていうことの喜びと言うか、楽しみと言うかワクワクを知って、 それを自分の人生でやっていきたいことだと気づいたという話ですね。19歳のときでした。
で、起業家へのステップとしてまず税理士に最初になることを20歳のころに選んだみたいな話をしてるんですけど その中で先ほど伝えた自分の人生の軸を見つけたことで、ブレずに楽に生きられるようになったみたいな話をしています。
といっても、だいたい大学卒業して数年経った時くらいのときの話なんですけど、 それまで結構もんもんと、これでいいんだろうか、あれでいいんだろうかと悩んでいたところがあったんですね。 それで、学生って、そのころの自分と同じように悩んでいる人が多いと思うので、講義ではできるだけ、そんな生(なま)の体験を伝えるようにしているんですけども、、
で、自分の場合は二つの軸があると、ある時気付きました。
両親や家族、友達、仲間、支えてくれてる全ての人に感謝してまっすぐに生きること そして、 自分の力がどれだけ通用するか挑戦し続けること
これは、生き方というか、信念だなって考えてます。
1つ目は「正しく生きること」と言っていいかもしれないですね。 当たり前だけど悪いことはしない。人は騙さない、犯罪をおかさない、人の道を外れない。 もちろん、多少は、ずるいっこいことはしますよ。ライバルの会社のセミナー潜入とか笑 ま、そういうことだってあります。 でも、家族や友達に話せないようなことは絶対にしない。正しく生きる。 これは明確に守り続けている
2つ目はズバリ成長を諦めない、チャレンジをし続けるということ。 これも自分の生き方かなと。常に成長しつづけたいと。
この2つがあると自分の行動が明確になる。 どんな良いチャンスがあって成長ができそうなことでも、友達に言えないようなことや人の道を外すようなことは絶対にしない。 逆に、正しいことであっても、チャレンジにならないことより、より成長できるような道を選ぶ。 自分が判断に悩んだら、ここに立ち返ればいいわけです。これで、すごく生き方が楽になった。
ここにいるみんなは、すでに大人だから、自分の意識・無意識があるにせよ、そういう基準はきっと持っていると思うので、 これ学生向けの話なんで、そういう前提で聞いてもらいたいんですけども。 自分はこの軸を持ったことで、迷うこと無く邁進してこれました。
よく、税理士のままで良かったんじゃないの?とか、貯金に回さず全部事業にぶっこんで大丈夫なの?とか言われることあるんですけど笑 はい。これは自分の基準に従って生きてるので大丈夫なわけです。
で、これって言ってみたら、自分の人生の理念、「個人のミッション」みたいなものなんですよね。信念というものかもしれない。
会社でも同じようにミッションは理念であり、揺るぎないもの、ですよね。 これは同じだなと思っていて。
ちなみに会社の場合は、上位概念のミッション(理念)があって、その下にビジョン(叶えたいこと)という未来に叶えたい姿があると思うんですけど。
じゃあ、会社と同じように、自分として叶えたい夢、つまり「個人のビジョン(叶えたいこと)」はなにか?というと さっき言った 「人々のために世の中にない新しい価値を皆で創る」なんですね。 これは起業家としての自分個人が一番叶えたい具体的な未来の姿だと考えています。
あれ?これって会社の「ミッション」と同じだなって気づいた人いると思うんだけど。 実はそうなんです。
つまり、自分は、自分の人生のビジョン(叶えたいこと)が会社のミッション(理念)なのです。ちょっとややこしいかな。 だから自分は起業家なんだと思ってます
自分が人生かけてやりたいこと、叶えたいことが、会社の存在する意義=理念なんです。 そのくらいに、会社でみんなと、自分の人生でもっとも到達したい未来に必ず達成すると真剣に考えてる。 だから会社が成り立って来ていると思っているし、そもそもそういう活動の中で会社ができたから そういう帰結になっていくのかなと思っています。
逆に、そいういう「新しい価値をみんなで創る、世の中のために、人々のために」ということに共感できるから集まってきてくれてると思っていて、 自分はそんなの興味ないよって人は、ここにはいないのかなと思うし、 もし違うのなら無理していただかない方がいいのかなとも思います。
そんなふうに創業者として、こうしたミッションを掲げさせてもらっているのはありがたいことだし、 本当にそれを実現したいと、死ぬ気で思ってます。
お金目的や惰性的に会社が立ち上がったわけではなくて やっぱり本当にやりたいことっていうのがあって、 それを具体的に叶えていくための未来のビジョンがあって。そして具体的な戦略戦術があって。 その原点っていうのは、常に意識しないといけないし、それをちゃんと皆に伝えることも大事だと思います。
そういう意味で、自分の周りにいる人を大事にすることと、あきらめないで努力し続けることというのが自分のベースであることをみんなに改めて伝えたかったし その自分の信念の上に、人生かけて叶えたいのは、ここにいるみんなと ”人々のために世の中にない新しい価値を創りたい!” っていう、根本的な、根源的な強い想いであるということも、改めて共有できてよかったです。 そして、タイミングの違いはあれども、共感してくれた素敵な仲間たちが集まって、一緒に、ここにいられるんだって本当に感謝しているし最高だなと思っています。 本当にありがとう。
いまコロナで人々の考え方や生き方が大きく変わろうとしていますが、そんな混沌としている世の中で、 今こそ「新しい価値を皆で創る」っていうことが求められる時代だって風に思っています。
13年前に会社を起ち上げた時には、デジタルトランスフォーメーションやビッグデータなんて言葉もなかった。 でも、絶対に、リアルな生活をテクノロジーが革新する時代が必ず来ると信じていました。 そしてそのときはただ一人ぼっちだったかもしれないけど、でも、いま時代が大きく変わろうとしているタイミングに、こうして同じ想いを持った同志たちが集まって、一緒に勝負できることって本当にすごいことだと思っています。
14期は、これまで以上に「創って作って売って良くする」を実現する1年にしたいと思います。 (具体的に14期に創ろうとする新しいサービスについては、6月第二週の戦略発表会にて具体的に共有します)
いまこそ力を合わせて、戦略をとことん実行し、ビジョンを叶えて、世の中に無い新しい価値を皆で創りましょう。 朝礼は以上です。ありがとうございました。
一之瀬卓(いちのせたく) 株式会社ipoca 代表取締役社長、税理士、横浜国立大学非常勤講師 家族と仲間と猫と南の島が大好き 好きな言葉は「人々のために世の中に無い新しい価値を皆で創る」 座右の銘は「有言実行」